昔はプライベートがなかった?
映画「Always3丁目の夕日」で近所のみんなが1つの家に集まって、テレビを見ているシーンがある。
あんな毎日だったら楽しそうだなー、と思うと同時に、家に近所の人がどんどん入ってくるとなると嫌な気もする。
パブリック<プライベートの現代
本書では、「高度経済成長によりモノが個別化されていった」と書かれている。
それに加え、プライベートが大きくなった、と。確かにスマホ1つで今や何でも出来る。
プライベートが増え、パブリックがない現代は逆説的に言うと、共有物がなくなったので、人と人とのつながりが希薄化しているらしい。
孤独死が年間3万人と言われていて、上がり続けているのも、この世の中の流れに関係あるのかな?
どっちがいいとか悪いじゃない
これらは時代の波で、行ったり来たりするものだと思うので、どっちがいいとか悪いとかではない。
けど、世の中を解像度をあげて見ることが出来ると、ビジネスにおいて優位になる気がする。
この本は、これからの時代に欠かせないキーワード「シェア」をテーマに、新しい生き方をや考え方を提案している本。