先日、足が太くなる理由は左右の筋力差や骨盤の不安定性からくる代償動作が原因である、という内容を書きました。
今回は、なぜ内もものトレーニングが脚やせに効果的なのかについて書いていきたいと思います。
内ももの働き
「内もも」は、つま先をまっすぐ前に向けて立った時に、太ももの内側にある筋肉です。
5つ種類があり、総称で内転筋群と呼ばれています。
内転筋の働きは、足を引き寄せて、体の軸を作ることです。
体の軸とは、骨盤を安定させるということ。
骨盤が安定していれば、代償動作が出にくくなります。
中臀筋とのバランス
中臀筋との筋力のバランスも大切です。
中臀筋(外転筋力)と内転筋群(内転筋力)は骨盤を挟んでいる為、これらの筋力が不均衡だと、股関節の不安定性に繋がるからです。
弱くなりやすい筋肉
内転筋は日常生活で使われる機会が少なく、弱くなりやすい部位でもあります。
内ももを触ってみてぷよぷよしていると感じたら、すぐに内転筋の衰えをチェックしてみましょう。
内転筋の衰えを確認するチェックリスト
- 片足バランスがやりづらい
- 股関節周りの動きが硬い
- 膝と膝の間があき、O脚になっている
2つ以上当てはまっている方は内ももが衰えている可能性が高いです。
内もものトレーニングを2つご紹介
1.アダクションウィズラヴィ
器具を足の間に挟んで、足を開いたり、閉じたりするだけなので、デスクワークの方も、仕事をしながらできるのでオススメです。
まずは1日20回2setを目安にやってみましょう。
2.自重アダクション
やり方
- 右太ももが地面側になるように地面に横向きで寝そべる
- 左足を右足の前にクロスするように置く
- 右足を真っ直ぐに伸ばして構える
- 右足を天井に向かって持ち上げていく
- 限界まで右足を持ち上げたら、ゆっくりと地面に近づけていく
※これを繰り返す
1日15回2set(左右)を目安にやってみましょう。
細身のスキニーが似合う身体に
▼僕はもともとサッカーをやっていたので、足が太かったのですがトレーニングのやり方を変えたことで、足が引き締まりました。
まとめ
- 足が太くなる理由は、骨盤の不安定性による代償動作が原因である。
- 内転筋は骨盤を安定させる働きがある。
- 中臀筋との筋力のバランスも大事。
- まずは、弱くなりやすい内転筋のトレーニングを1日10分でも行う習慣を作る。