好きなことが見つからないは死語

トレーナーという職業

僕はずっとサッカー選手を目指していたし、学生の頃はパーソナルトレーナーっていう職業すら知らなかった。

トレーナーという職業を知っても、すぐにのめり込んだわけでは無い。

今でこそ好きだ、と胸を張って言えるが初めからそんなことはなかった。

朝4時半に起きて終電で帰宅していた2年間

僕は4年制の大学を出た後、1年間専門学校へ行った。

その間フィットネスクラブでバイトをしていたわけだが、専門学校を出てもバイト生活は続いた。

当たり前だが、知識をつけ、資格をとったところで、指名のお客さんはつかない。

朝4:45に起きて5:01分の始発に乗り、昼過ぎまでホテルでバイトをして、夕方にフィットネスクラブに移動して、終電まで働いた。

特に最初の半年は辛かった。毎日が現実との格闘だった。

初めから「好きなこと」なんてありえない

朝起きて会社に行って定時で帰るような普通の生活をしていては、楽しいことも、面白いことも起こらない。

自分の好きなことがわからない人は、今目の前にある仕事をとことんやってみればいいと思う。

好きなことは、自分の限界までやってみて初めてわかるものだと思う。

僕は、「仕事は自分の好きなことであるべきだ」と思っているし、「自分のやりたいことであるべきだ」と思っている。

だがそれは、自分次第だと思う。

今の仕事ももっと面白くしていきたい。

執筆者:YUIHIDE FUJIWARA
1991年千葉生まれ。 順天堂大学出身。大手パーソナルジムでパーソナルトレーナーとして経験を積み、2017年に独立。年間400人以上のクライアントを担当する。詳しいプロフィールはこちら