有酸素運動のやりすぎは痩せない?

質問内容

頂いた質問内容はこちらです。

質問者さんは食事を変えずに、ランニングの距離を伸ばしたら体重が増えたとのこと。

早速質問に答えていきたいと思います。

有酸素運動のやりすぎは痩せづらくなります

有酸素運動を続けると身体は省エネになります。

省エネとは、軽トラがプリウスになるようなもの。

プリウスは燃費が良いので、たくさん走ってもガソリン減らないですよね?

この方の身体の中でも同じようなことが起きていて、消費カロリーが今までよりも少なくなってしまったのだと考えられます。

消費カロリーが少なくなる=痩せづらくなる

で、何をすればいいの?

筋トレやHIIT(サーキットトレーニング)です。

あとは、普段の食事からエネルギーである糖質を減らしていくこと。

ダイエットに筋トレをすすめる2つの理由

糖質を消費しやすい身体に

筋トレは有酸素運動より、エネルギーとして糖質を使います。そして、筋トレを習慣化すると、糖質を消費しやすい身体になります。

栄養素の中で1番脂肪になりやすい糖質を燃やしやすい状態にすることこそ、ダイエットの近道です。

最大20時間のカロリー消費

高強度の筋トレの場合、終了直後から身体が回復を取り戻すまで、最大20時間カロリー消費をし続けます。

運動中に燃焼されるエネルギーにプラスして、エクササイズを終えた直後から、呼吸をしているだけでも脂肪が燃焼されるって効率が良いですよね。

これが筋トレの方が、有酸素運動より効果的だと言える理由です。

まとめ

  • 有酸素運動のやりすぎは太りやすくする
  • ダイエットには、筋トレやHIIT(サーキットトレーニング)がオススメ
  • 運動不足の人は、強度の低い有酸素運動から始めるのは大いにあり

タバタ式トレーニング

現時点でもっとも効果的であるといわれているHIIT。

その先駆者であるタバタワークアウトはなんと1日たったの4分間のエクササイズ。

ジムに行く時間がない方はぜひチェックしてみてください!

執筆者:YUIHIDE FUJIWARA
1991年千葉生まれ。 順天堂大学出身。大手パーソナルジムでパーソナルトレーナーとして経験を積み、2017年に独立。年間400人以上のクライアントを担当する。詳しいプロフィールはこちら