6月も下旬になり、夏が近づいてきました。
そんな中、天気予報を見てびっくり。
週末以外、雨の予報がありません。
去年同様、今年もキャベツの価格が高騰しそうな予感です。
さて、今日のテーマは夏バテ予防の食事について。
早速書いていきたいと思います。
夏バテとは
[box05 title=”夏バテとは”]
- 食欲不振(胃腸障害)
- だるさ(睡眠障害)
- 疲労
[/box05]
夏バテとは、簡単にいうと自律神経の乱れが原因で起きる症状ですね。
糖質=エネルギー源
気温が高くなってくると、どうしても、そう麺や冷やし中華などのどごしの良いものや、さっぱりした味覚のものが多くなり、栄養バランスが偏りがちになります。
なぜ、高炭水化物食である麺類で糖質をとっていても、夏バテ(エネルギー不足)を引き起こしてしまうのでしょうか。
汗で失われる大切な栄養素
それは汗で失われる栄養素にヒントがあります。
気温が高くなり大量に汗をかくと、身体からいつも以上にビタミンやミネラルが失われます。
汗の成分は、水・塩分・ビタミン・ミネラル。
このビタミンやミネラルの不足が、夏バテを引き起こす原因となります。
意識して摂りたいビタミンB1
特に食事で意識したいのはビタミンB1です。
これは糖質をエネルギーに変換する際に必要な栄養素。
不足してくると、糖質をとっているのにエネルギー不足になってしまう、なんてことがあったりします。
逆に、この栄養素がしっかり摂れていると、最低限の糖質量(1日50〜60g)でも糖質を効率よくエネルギーに変える事ができる為、
- 血行を良くし新陳代謝を活発にする
- 疲労の回復をはやめる
- やる気や元気が出る
などの効果が期待できます。
吸収を高めるポイント
ビタミンB1は、豚肉、玄米、レバー、オートミール、納豆、うなぎなどに多く含まれます。
食事の際のポイントは、臭気成分「アリシン」の成分がある、ネギやニラ、ニンニクとの組み合わせです。
例えば、
- ネギ納豆
- レバニラ炒め
- 豚肉のニンニク炒め、など。
ビタミンB1とアリシンを同時に摂取することで、吸収率が上がると言われています。
[box06 title=”あわせて読みたい”]ネギやニンニクの臭気成分「アリシン」の効果[/box06]
1日の摂取基準
ビタミンB1の摂取基準(1日)は、男性1.4mg、女性1.1mgです。
ただ、ビタミンB1は水溶性ビタミンの為、過剰に摂取しても余分なものは尿中に排泄されるため、特に上限量は設定されていません。
よく身体を動かす方はエネルギーの産生が盛んな為、意識的に摂取することをおすすめします。
おすすめサプリ