「ガマン」をやめる

リバウンドの原因は我慢

決して、我慢しないで好きなものを食べていい、ということではないのですが、

「アレを我慢しなきゃ」という考えが必要と思っているうちは、それ自体がストレスになってしまうので、それなら我慢しない方法を考えよう!というお話です。

我慢して体重が落ちても、ダイエットに成功したらあれもこれも食べるぞー!となってしまうと、せっかく減らした脂肪が、元通りになる可能性が高まるからです。

「食べない」と決めてしまう

ここで大切なのは、「これをガマンする」ではなく、「食べない!」と決めてしまうこと。

そして、その代わりに何を食べるか考える、という風な発想の転換です。

食べない!と決めたその時から、糖質量の高い食べ物は部屋から全て無くしましょう。

すぐに手が届くところにチョコレートがある場合、チョコを食べたいけど我慢している状態がストレスの原因になる為です。

決めてしまえば、迷わない

糖質量の高いものは食べない、代わりにタンパク質量の高いものを食べる、と決めたとします。

そうすれば、迷うべき食材は、鶏のささみまぐろの刺身になるわけで、自ずと糖質系の食べ物は選択肢から外れます。

それが習慣になれば、究極的にはダイエットをしている感覚も無くなってくるでしょう。

習慣化のポイント

食事の習慣化ができるまでは、以下の2つを心がけましょう。

・糖質量の高い食べ物のそばで長時間過ごすことをやめる。

オフィスや自宅にスナック菓子やご飯など、糖質量の高い食べ物があれば、友人や近所の人に全てあげちゃいましょう。

・糖質量の高い食べ物が目に入る場所に行くのを避ける。

初めは、食材を1週間分まとめ買いして、糖質量の高い食べ物が目に入る場所(スーパーやコンビニ)に行く機会を減らしましょう。

お昼は弁当、夜は自宅で食べることを心がけましょう。(夕食の時間がないときは、プロテインを代用する)

ダイエット=我慢ではない

習慣さえできれば、職場のデスクに美味しそうなものがあっても、コンビニに大好きだったお菓子があっても、迷うことは無くなります。

一緒に「ガマン」のない世界に行きませんか?

そしてストレスなく理想のボディを手に入れましょう。

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執筆者:YUIHIDE FUJIWARA
1991年千葉生まれ。 順天堂大学出身。大手パーソナルジムでパーソナルトレーナーとして経験を積み、2017年に独立。年間400人以上のクライアントを担当する。詳しいプロフィールはこちら