ストレスの対処法

過食とストレス

パーソナルトレーナーという仕事をしていると、「ダイエット」を目的に来店されるクライアントが性別関係なく圧倒的に多いです。

体重が増加した理由を聞くと、

「食生活が変わった」

「以前よりも食べる量が増えてしまった」

など、過食が原因だと答える方が多いのですが、さらにその先を聞いてみると、

「仕事が忙しくて」

「プライベートで色々あって」

など、何かしらのストレスが原因で過食をしてしまう方が多い印象です。

そして、それが習慣化し、驚くほどに体型が変わってしまった、と言うわけです。

過食とストレスの関係性は思ったより深く、大きな問題だと再認識しました。

食事やお酒でストレス解消はNG

皆さんはストレスをどのように解消していますか。

誰かを誘って居酒屋に行くと、つい愚痴がこぼれ、余計にネガティヴな気持ちになってしまうことがあると思います。

また、ヤケ食い、ヤケ酒をしてしまうと、次の日の仕事でパフォーマンスが下がり、負の連鎖が続きます。

食事やお酒はデメリットしか生みません。

そんな時こそ、一時的な感情に流されず、ブレない強さが大切だと思います。

ブレない強さ=一時的な感情に流されずジムに行く強さ

感情の起伏がある時こそ、習慣を乱さずにルーティン(筋トレ、食事管理等)に徹することが大切です。

たまに、体重が落ちないことにストレスを感じ、食事が乱れてしまう人がいます。

いい食事をして、しっかり運動しているのだから、継続すれば体重が落ちていくに決まっています。

その時、たまたま体重が止まっていたとしても、一時的な感情に流されてはいけません。

ストレスがある時こそ、ヤケ食い、ヤケ酒ならぬ、ヤケ筋トレをするべきです。

ストレスがある時こそ筋トレをする4つの理由

  • 約1時間でバテるので時間がかからない
  • 汗かいて気持ちも身体もスッキリ
  • 終わった後、ポジティヴな気持ちになれる
  • 夜は力尽きてぐっすり眠れるので、余計なことを考えなくて済む

高強度で追い込む

ストレスのある時こそ、バーベルにストレスをぶつけ、やり切った感を得ることが大切だと思います。

ヤケ筋トレで、僕がオススメする方法は、GVT法(ジャーマンボリュームトレーニング)という、ドイツで生まれたトレーニング方法です。

1RM60%(やや軽めの負荷)で10回、10setを行います。

10set行うので全体のボリュームは高いですが、一回一回の負荷は軽い為、フォームをコントロールしながら安全に行うことができます。

GVT法のルール

  • 10レップス×10セット(状況によっては変化させることは可能だが、レップ数をトレーニング内で変化させることは不可。)
  • 10セット通して同じ重量を扱う。(1RMの60%程度)
  • 同じ種目、同じフォームで行なう。
  • 同じ間隔のインターバルを取る。(1分)

ストレスと過食の相関を理解された皆さんへ

この記事は、ストレスが溜まった時にまた読み返して頂きたい内容になっています。

是非読んで頂き、その足でジムに来てください。

ヤケ食い、ヤケ酒ならぬ、ヤケ筋トレ。

筋トレこそ、ストレスに対するベストソリューションです。

執筆者:YUIHIDE FUJIWARA
1991年千葉生まれ。 順天堂大学出身。大手パーソナルジムでパーソナルトレーナーとして経験を積み、2017年に独立。年間400人以上のクライアントを担当する。詳しいプロフィールはこちら