コーヒーは1日何杯まで?

質問内容

頂いた質問内容はこちらです。

質問者さんは、砂糖やミルクなどは一切入れていないコーヒーを1日4〜5杯飲んでいるとのこと。

これは、ダイエットの観点で考えるとどうなのでしょうか。

早速答えていきたいと思います!

コーヒー1日4〜5杯は摂りすぎです

1日1〜2杯程度にしましょう。

理由は、利尿作用を促進し、身体が水分不足になる可能性がある為です。

利尿作用とは

トイレが近くなる状態です。

コーヒーに含まれるカフェインにより、交感神経が刺激され、血管に密着している神経によって体中にはり巡らされた毛細血管が収縮することによって起こります。

水分不足で痩せづらくなる4つの理由

  • 代謝が悪くなり身体の脂肪燃焼がしにくくなる
  • 便秘になりやすくなる
  • 老廃物が排出されなくなり、吹き出物ができ肌荒れになる
  • 血液中の塩分濃度が高くなり、むくみやすくなる

摂り過ぎると、ダイエット以上に深刻な問題が

カフェインの摂取が、1日400mg未満、1回の摂取量が200mgを越えると、不眠症や神経症、心拍数の増加、高血圧、不整脈が引き起こされるおそれがあります。

※コーヒーに含まれるカフェインは1杯80mgです

健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量について、成人では1日400mg未満に抑え、1回の摂取量が200mgを超えないようにするべきとする提言を発表した。(欧州連合(EU)の欧州食品安全機関)

コーヒーを摂取するメリット

1日1〜2杯程度の摂取であれば、食欲抑制効果が期待できます。

副交感神経の中枢と摂食中枢は同じ場所にある為、交感神経が活性化して優位になれば、摂食中枢の働きも抑制され為です。

まとめ

  • コーヒーは1日2杯まで
  • 水分不足が痩せづらい身体を作る
  • 過剰摂取は中枢神経の様々な問題を引き起こす可能性がある為、注意が必要
  • 1日1〜2杯程度のコーヒー摂取は、食欲抑制効果が期待できる
執筆者:YUIHIDE FUJIWARA
1991年千葉生まれ。 順天堂大学出身。大手パーソナルジムでパーソナルトレーナーとして経験を積み、2017年に独立。年間400人以上のクライアントを担当する。詳しいプロフィールはこちら